大学の学びガイド社会人・技術者倫理入門

著者:比屋根 均
分野:工学一般
ページ数:224
判型:A5
ISBN:978-4-8446-0880-6
定価:本体 2,300円 + 税
本書は、社会人生活や職業人として生きるうえで良いガイドとなる読本兼教科書としてまとめられている。
目次正誤表追加情報
はじめに
第Ⅰ部 社会人になる学びへ
第1章 社会人になること
1.1 社会人への飛躍
1.2 学ぶ者から問題解決者へ
1.3 一人の学びから組織的な仕事へ
1.4 間違いの重みの違い
1.5 三現主義~実際に出会う問題は曖昧
1.6 協力して問題に取り組む
第2 章 実践に役立てる学び
2.1 問題解決力
2.2 専門的な業務能力を身につける
2.3 色々な人と話し合う・議論する
第3 章 専門業務従事者の責任と能力
3.1 組織の分業とやり甲斐
3.2 頼りになる専門家になる
第Ⅱ部 倫理的であること
第4章 良心と倫理
4.1 誠実性
4.2 専門学問・専門技術の積極的役割
4.3 良心に基づく判断や行動に潜む危うさ
4.4 倫理的能力の3 つの部分
第5章 倫理の基本
5.1 黄金律
5.2 功利主義
5.3 費用便益計算の落とし穴
5.4 カントの義務論
5.5 同意を得る
第6章 法を守ることと倫理
6.1 法律を守ることと倫理
6.2 法と技術
6.3 製造物責任
6.4 説明責任
6.5 倫理的想像力
第Ⅲ部 安全・リスク対応の技術
第7章 安全の倫理1
7.1 日本の労働安全活動
7.2 現場的な労働安全の方策
7.3 深層防護の失敗とスイスチーズ・モデル
7.4 労働安全活動に取り入れられた機械安全の考え方
第8章 安全の倫理2
8.1 リスクアセスメント
8.2 事後に安全性を向上させる方策
8.3 フェールセーフ~危険検出型と安全確認型
第9章 技術知の戦略
9.1 現代科学技術が概ねうまくいっている理由
9.2 間違い最小の戦略
9.3 実害最小の戦略
第Ⅳ部 組織の中の倫理
第10 章 チームワークと尊厳
10.1 組織という“ 生命体”
10.2 チームワークの基礎
10.3 計画的な実行
10.4  組織内の倫理問題
第11 章 組織分業と専門家の役割
11.1 分業と組織内の緊張関係
11.2 専門家の2 つの立場
11.3 集団思考
第12 章 組織における説得
12.1 組織での説得
12.2 説得
12.3 専門家に客観的評価を誤らせる要因
第Ⅴ部 変化する社会と倫理
第13 章 人工の世界と専門業務
13.1 価値観の多様化と「技術者倫理」科目
13.2 「科学技術への過信」の問題領域
13.3 「地球の限界」の問題領域
13.4 科学・技術の進歩によるリスク
3.5 リスク社会
第14 章 情報の価値、高度情報化社会
14.1 高度情報化社会
14.2 知的財産権の変化
14.3 個人情報保護
14.4 インターネットによる人の繋がり方の変化の問題
14.5 情報化社会にける専門家の役割
第15 章 信託される者の倫理
15.1 倫理的能力
15.2 安心と信頼のために
15.3 信頼を築く
あとがき
資料: 世界人権宣言( 全文)
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