改訂版 わかる土質力学220問

著者:安田進(東京電機大学 名誉教授) / 片田敏行(東京都市大学 名誉教授)/ 後藤聡(山梨大学 准教授) / 塚本良道 (東京理科大学 教授)/吉嶺充俊(東京都立大学 准教授)   作図・編集協力:田中智宏
分野:土木工学
ページ数:228
判型:A5
ISBN:978-4-8446-0919-3
定価:本体 2,800円 + 税
 構造物を建設する場合や災害から構造物を守る場合には、地盤に関する様々な知識が必要である。この分野の学問を総称して地盤工学と呼ぶが、その基本となっているのが土質力学である。本書は大学で土質力学を学ぶ際に利用する演習書として作成したものである。
 土質力学に限らないが、大学で専門科目を学ぶ場合、講義を受け教科書を読んだだけではなかなか理解できない。演習問題を数多く解いてみて、やっと理解できることが多い。考えてみると、我々は小学生の頃から演習問題を数多く解きながら勉強してきている。大学でも同じである。
 土質力学の演習書は過去にいくつか出版されてきている。筆者達もそれらをもとに勉強をしてきた。このように既にいくつか演習書はある中、学生諸君向けの演習書を目指してあえて本書を作成してみた。なお、本書は、 2003 年の初版以降の学問の進展に応じて見直しを行った改訂版である。
目次正誤表追加情報
第1章 土の基本的性質
第2章 土の中の水
第3章 土の密圧
第4章 土のせん断強さ
第5章 土圧
第6章 地盤の弾性沈下と支持力
第7章 斜面の安定
第8章 調査・構造物の設計・施工・維持管理を行うために必要な知識
第9章 総合問題
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