活断層とどう向き合うか

著者:常田賢一 片岡正次郎
分野:土木工学
ページ数:188頁
判型:A5判
ISBN:978-4-8446-0808-0
定価:本体 3,000円 + 税
断層のずれによる地震災害を契機として、海域を震源とするプレート境界地震に加えて、震源が陸域にある内陸直下型地震に対する関心が高まっている。本書は、活断層に関する設計基準類ではないが、土木構造物などの社会・生活基盤に関わる活断層の参考書として、工学的な視点から3章に分けて構成した。
目次正誤表追加情報
1章 活断層の特性を知り、予測する
1.1 地震と活断層の関係を知る
2.2 活断層の特性を知る
1.3 活断層の調査方法を知る
1.4 活断層の存在、特性を知る
1.5 工学的に必要な地震断層の特性を知る
1.6 活断層で発生する地震の地震動を予測する
2章 活断層による被害を知り、影響を予測する
2.1 断層変位による被害を知る
2.2 地震断層の調査方法を知る
2.3 断層変位による影響を予測する
2.4 地表地震断層に関係する地震動をどう考えるか
3章 活断層に対する姿勢と対策を考える
3.1 対策の基本姿勢を考える
3.2 現状の技術水準を知る
3.3 検討の手順を考える
3.4 対策の位置付けを考える
3.5 対策事例を参考にする
3.6 法的規制および基準等での扱い
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