斜面防災都市(都市における斜面災害の予測と対策)

著者:京都大学防災研究所助教授 工博 釜井俊孝 ・日本工営㈱ 理博 守隨治雄
分野:土木工学
ページ数:234頁
判型:A5判
ISBN:978-4-8446-0686-4
定価:本体 2,800円 + 税
安全な都市の建設と再生には、都市における斜面災害の予知と対策が緊急課題である。本書は、都市を自然(地盤)と人工構造物の総体として捉え、都市斜面災害の発生要因および予測と対策について述べた初めての書。その災害の危険性を周知し、未然に防ぐため、都市域斜面災害のハザードマップを作ると共に、その作成手法も紹介した。
目次正誤表追加情報
第1部 年と斜面の関係史
第1章 モダン都市の発展 ―膨張する都市と斜面災害―
第2章 戦後の年の発展と崖崩れ ―南関東地域の例―
第3章 土砂水害と都市
第4章 都市近郊の開発と地すべり
第5章 繰り返される地震災害
第6章 諸外国における都市開発と斜面災害
第2部 予測
第1章 都市型斜面災害の分類
第2章 都市における斜面災害の原因 ―何が災害の有無を分けるのか―
第3章 災害の発生予測 ―統計定期手法によるハザードマップの作成―
第3部 対策と展望:斜面防災都市の建設に向けて
第1章 都市における斜面防災の基本的戦略
第2章 都市型斜面災害の対策
第3章 防災まちづくり
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