物理をこれから学びたい人のための科学史/数学~なぜ物理法則は数式で書かれているのか~

著者:物理ネット予備校代表 田原真人
分野:理学
ページ数:192頁
判型:B5判
ISBN:978-4-8446-0752-6
定価:本体 1,900円 + 税
第1章の科学史が、この本の中心です。ピタゴラスからニュートンまで、人物を中心に紹介しています。事実を羅列するのではなく、何が起こったのかを中心に説明。第2章三角関数、第3章ベクトル、第4章微分積分は、まだ、学習していない学生が物理を学ぶために必要な数学を独学で学べるように解説。物理を学ぶ動機と基礎知識を手に入れることができる本です。
目次正誤表追加情報
第1章 物理を学ぶための科学史入門
1.1 それは、ピタゴラスから始まった。
1.2 諸刃の舌を持つ男!ゼノン
1.3 「原子論」を唱えたデモクリトス
1.4 プラトンの「イデア論」
1.5 二千年後まで大きな影響を与えたアリストテレス
1.6 天動説を完成させたプトレマイオス
1.7 演繹的な数学体系を完成したユークリッド
1.8 新プラトン主義の影響
1.9 ユダヤ・キリスト教の宇宙観
1.10 「太陽中心説(地動説)」を唱えたコペルニクス
1.11 正確な観測データを蓄積したティコ・ブラーエ
1.12 天体の運動を神の啓示として読み解こうとしたケプラー
1.13 静力学の基礎を築いたステヴィン
1.14 近代科学の父、ガリレオ・ガリレイ
1.15 第一原理から宇宙を演繹したデカルト
1.16 天と地を統一したニュートン
第2章 物理を学ぶための三角関数
2.1 三角比は天体観測から生まれた
2.2 三角比
2.3 三角関数
2.4 科学史コラム:正弦定理を用いて軌道を決定したケプラー
第3章 物理を学ぶためのベクトル
3.1 ベクトルとは何か
第3章 物理を学ぶための微積分
4.1 瞬間速度を定義する
4.2 瞬間の速度を定義する
4.3 微分の計算公式
4.4 瞬間の速度から移動距離を求める
4.5 科学史コラム:ギリシャ時代に発明された「取り付くし法」
4.6 微積分の基本定理
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